DASH ALTENAのペダルを、フラットペダルにしてみたり、ビンディングペダルにしてみたりして、結局ビンディングペダルに落ち着いたお話

自転車(機材)

ちなみに、ビンディングシューズ、ビンディングペダルって、横文字な感じですけど完全に日本でしか通じない和製英語ってやつです。
クリップレスペダル、クリップレスシューズ。というのがワールドワイドでは一般的のようです。

DASH ALTENA で、フラットペダルとビンディングペダルを交互に使ってみましたが、結局ビンディングペダルに落ち着いたと思うので、いったん今の思いを書き留めてみます。

DASH ALTENA に乗り始めてから、純正以外のペダルを下記の順番で利用しています。
①MKS GR9 フラットペダル ※トゥクリップ必須。
②シマノ PD-T400 ビンディングペダル(廃棄済み)
③MKS Sylvan Stream フラットペダル
④クランクブラザーズ キャンディ(現在利用中)

なお、純正の折りたたみ式のペダルは、納車直後に外して未使用のまま眠っております。
回転はゴリッゴリだし、めちゃくちゃ重いし、、、
↓が DAHON の純正折りたたみペダルです。1度も踏んでいないので未使用品でございます。

DAHON純正折りたたみ式ペダル
DAHON純正折りたたみ式ペダル
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最初に、、、ビンディングペダルを積極的にはオススメしない

最初から記事の内容を否定しているような内容ですけど、ロードバイクだろうが、クロスバイクだろうが、ミニベロだろうが、ビンディングペダルを積極的に勧めることはしません。

なぜなら、どう考えても安全ではないから。

レース志向でロードバイクに乗っている方には必須のペダルだと思いますので除外しますが、フィットネス・ポタリング用途であるならば、ビンディングペダルなんて使わない方が安全です。

高速走行時や坂道の登りなど、高負荷でペダルを踏んでいる際に段差を超えたり、下手な変速で変速ショックが大きい場合など、大きな衝撃が加わった際に踏み外すような状態を避けられる点では安全ですが、そうでもなければ踏み外すことなど、よほどの不注意で無ければ起きないと思います。
(そんな不注意で踏み外す人は、ビンディングペダルを付けたら確実に外せずにコケますよ、たぶん。)

上手く外せずにコケれば痛いのはもちろんのこと、道路で信号待ちする際に右側に倒れれば大事故に繋がりかねません。
コケる練習をしてみれば分かりますが、コケると余計に外しづらくなってしまうので、1人で起き上がるのも大変です。

そのリスクは認識したうえで利用するようにしましょう。
結果として、ペダリングは快適になります。
僕のようなニワカなホビーユーザーでも分かるレベルに変わります。

それと、ビンディングペダルとヘルメットは、絶対に併用しましょう!
フラットペダルでもヘルメットは被ったほうが当然いいのですが、
ビンディングペダルを使うなら絶対!

ビンディングペダルは快適にペダリングできるのは何故か?

実際に使ってみて思うのですが、特に意識しなくても、明らかにペダリングが快適になります。
ペダルを踏む力が軽くなるんですよ、明らかに。
ペダリングが快適になる理由としては、ペダルというより、シューズにあると思います。
「引き足が使える」なんて話がありますが、よほど意識しないと効果的には使えないと思うので、僕にはあんまり影響なさそうです。
多少は影響あるんでしょうけど。

まず1つめの理由は、靴底の硬さ

ビンディングペダル用のシューズって、靴底が硬いんです。
容易に曲がらない。
これがまずペダルに力を加えやすくなるようです。

これはフラットペダルでも同じことが言えます。
フラットペダル用にもシューズがあるのですが、それも靴底が硬めにできています。
登山用や、トレイルラン用のシューズも、靴底が硬いので、代用できるかと思います。

次の理由は足を毎回同じ位置に置けること

フラットペダルと違って、毎回同じ位置でペダルを踏めます。
これが窮屈なようで意外と快適です。

フラットペダルでも、自分で位置を合わせれば良いだけの話ですけど、同じ位置に毎回足を置くのは、なかなか難しいんじゃないでしょうか。
一度ビンディングペダルを使った後でフラットペダルを使うと、位置がなかなか決めらなくて毎回モジモジします(笑)
いつも同じように踏んでいるようで、実は同じところでは踏めていなかっただな。と、気付きました。

クリートの位置が自分の好みの位置と合わないと苦痛になると思いますので、自分が踏むときに力を入れる位置にクリートを付けられるか。
実際に履いて試せるお店での購入をお勧めします。
レーシーなシューズほどクリートの取り付け位置が前寄りな傾向のようです。

ちなみに、私が使っているシューズは SHIMANO の CT5 というシューズです。
後述しますが、SHIMANO PD-T400 を購入した際に合わせて購入しました。
大特価で4,000円でした(笑)
何で投げ売りされていたのかは分からないです。モデルチェンジしているんでしょうか。
今売られているCT5との違いが分からないです。

なお、SHIMANO PD-T400 のことを記載しているところに、当時撮影してYoutubeにアップした動画を張り付けました。
CT5にも触れているので、よろしければご覧ください。

SHIMANO CT5
SHIMANO CT5

見かけはただのスニーカーですが、靴底にはしっかりクリートを取り付けられるようになっています。

SHIMANO CT5 靴底
SHIMANO CT5 靴底

レーシーなシューズではないので、クリートが後ろ寄りです。
靴底の硬さもビンディングシューズの中では柔らかい方です。
(それでも普通の靴とは比べ物にならない硬さ)

前後位置の微調整はできません。
前後2か所に取り付けられるようになっていて、そのどちらかに取り付けるだけの調整しかできません。
商品画像を見ても、クリート取付部分にカバーがかかっていて、分からないようになっているんですよね。。。

左右の微調整は、クリート側で調整します。

私はこの位置で母指球のビミョーに後ろに力がかかる感じになっているので、ギリギリ許容範囲です。
もうちょっと前に出したいので買い替え検討中。。。

何でレーシーなシューズでないとクリートの位置が後ろに寄るのかは分からないですが、意図的に中低速で走ることを想定したシューズは後ろ寄りに設定されているようです。

今まで使っていたペダルの感想

今まで使っていたペダルの感想も書いてみます。
全部良いペダルです。MKSのペダルの回転は最高に気持ちいいですよ。

短い動画ですが、SylvanStreamの回転をYoutubeに上げているのでどうぞ。
GR9も同じように回ります。

①MKS GR9

MKS GR9
MKS GR9

DASH ALTENA 購入時に純正ペダルから付け替えました。
前に乗っていた自転車でも使っていたペダルです。

このペダルでMKSのペダルの回転の軽さに衝撃を覚えました。
もうギュルンギュルンです。
このペダルに限らず、MKSのペダルを1度は使ってみてほしい。
この回転の軽さを体感してほしい。

フラットペダルというか、”プラットフォームペダル”っていうようです。
ペダルに突起などがないため、トゥクリップが必須になります。
自分はトゥクリップでなく、ハーフクリップを使って運用していました。

なお、このペダルを使わなくなった理由は、、、

「靴が傷だらけになること」
「靴によってはハマらない」
「トゥクリップが地面などに当たったり引っかかったりする」
ことです。

見た目もカッコいいし、素敵なペダルなんですが、トゥクリップは不便です。
とにかくそこら中に引っかかる!
これならビンディングペダルの方が良いんじゃないかと思って、次のペダルを使うことになりました。

②シマノ PD-T400

SHIMANO CLICK’R PD-T400

実は既に廃棄してしまったので写真が撮れず。
買ったときに撮った動画を埋め込みました。

SPDペダルと同じクリートを使用しますが、SPDよりも着脱が容易な”クリッカー”というペダルになります。
着脱にかかる力はあまり強くないし、標準で付いているクリートも、マルチクリートとなっており、足を真横にひねらなくても外れるようになっています。

かといって、ペダリング中に外れるかというと、そんなことはないです。
真上には外れません。

扱いやすいので、ビンディングペダル初心者には、SPDよりクリッカーがお勧めです。

部屋を整理しているときに、もう二度とつかわないと思ったから廃棄してしまいました。
それは何故か。
それは、、、見た目があまりにも DASH ALTENA に合わな過ぎるから。
自分で書いておいて難ですが。ヒドイ理由ですね。。。

性能的には何も問題ないと思います。
着けるも外すも容易で、扱いやすい、良いペダルだと思います。

このペダルで立ちゴケしそうになったことが1回だけありますが、パニックで外側へ強引に力を入れたらギリギリ外れました。
諦めずにとにかく足を強引に外側へ引っ張ってください。

③MKS Sylvan Stream フラットペダル

MKS SylvanStream
MKS SylvanStream

シマノ PD-T400 の反動で見た目で選びました(笑)

普通のベアリングタイプの廉価なペダルですが、GR9と同様に、めちゃくちゃ回転が軽いです。
靴底への食いつきも良いのでトゥクリップの必要性は感じません。
というか、靴底への食いつきが良すぎて滑らないから、トゥクリップに靴がハマらないような気もします。

見た目も DASH ALTENA に合わせやすい、クラシカルな見た目でカッコいいです。
最高です。

ただ、靴底への食いつきが良すぎて、靴底へのダメージがすさまじいのと、自転車を引いて歩いているときに足が当たるとひっかき傷になりそうです。

攻撃力が強すぎ。

④クランクブラザーズ キャンディ

crankbrothers CANDY
crankbrothers CANDY

現在(2020年8月)使用中のペダルです。
旧モデルですね。現行モデルのCANDY1ではないです。

だいぶ前に型落ちの在庫処分だったのでしょうか。
大特価3,000円で売っていたのを衝動的に買ったまま、1度も使うことなく保管されておりました。
Sylvan Stream で何の問題も無かったのですが、なんかもったいないので試しに付け替えてみたものです。
シューズもクリッカー用に買ったSPD用のシューズが使えるので。

そしたら、、、あまりに快適だったので、そのまま使い続けております。

シマノ PD-T400 を使っているときには、そこまで快適さが分からなかったんですけどね。
フラットペダルとビンディングペダルを交互に使ってみることで、ビンディングペダルが快適なことに気付けたのかもしれません。

クリッカーと比べると、なんか着けづらいですが、強い力は要らないです。
外すのも力はそんなにかけなくて良くて、しかもクリッカーより簡単かもしれません。

クリッカーは脱着時にガチッとハマったり外れたりした感触がありますが、クランクブラザーズは若干フニャッとした感じです。
ここは好みがわかれるところだと思います。
SPDやクリッカーの方が、脱着できたことが分かりやすいと思います。

回転はMKSに比べれば軽くはないですが、非常になめらかに回転します。
MKSがギュルンギュルンなら、クランクブラザーズはニュルンニュルンでしょうか。
シマノのそこそこ高いのグレードのペダルと同じような軽さかと思います。

足の固定もガチガチではなく、若干の遊びがあります。
ゆるい感じが僕には合いそうです。

踏面が付いていますが、これ、固定金具と動きが連動していないので、意味があるのかワカリマセン(笑)

踏面があるからって普通の靴で踏めるかというと、そんなことはないです。
ものすごく踏みにくいのでやめましょう。容易に踏み外してしまいそうです。

あと、SPD用のクリートと比べて、地面への接触もしにくいようです。
SPD用のクリートで固い地面を歩くと、明らかにゴリゴリ削ってる感があったんですけど、クランクブラザーズのクリートはそういうのが無いです。
SPDクリートに比べると、地面や床への攻撃性も低そうです。

積極的には勧めませんが、一度使ってみるのは良いと思います。

僕はレース志向でもないし、よく自転車から降りて写真を撮るのに歩き回ることも少なくないので、比較的外しやすく、歩きやすいMTB用のビンディングペダルを選びました。

スポーティーなロードバイクであれば、ロードレース用のビンディングペダルでも良いと思います。

ただ、最初は、絶対練習してください。
転んでも大丈夫そうな場所で。
特に意図的に外さずに転ぶ練習。
1人でやらずに誰かに見てもらいながら。
ほんとアブナイので。

僕は友達がいないので1人で練習しましたけど
(ノД`)シクシク

以上、DASH ALTENAのペダルを、フラットペダルにしてみたり、ビンディングペダルにしてみたりして、結局ビンディングペダルに落ち着いたお話。でした。

皆様に良きサイクリングライフが訪れますように♪

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